第41回民謡コンクールの話
琉球民謡協会主催の第41回民謡コンクールが終わった。
今年は6月9日から11日まで、うるま市にある「うるま市民劇場」で開催された。
広島の関 洋民謡研究所からは8名が受験。
6月4日に「模擬コンクール」を海田町の織田幹雄記念館で行い、コンクールに備えた。
▲模擬コンクールの参加者
▲本番と同じような設定でリハーサルを繰り返した。
新人賞は6名がチャレンジ。課題曲は「安波節」。
優秀賞は1名。課題曲は「遊びションガネー」。
最高賞は1名、課題曲は「ヤッチャー小」だった。
沖縄で集合したメンバーは観光も兼ねて、私があちこちを案内。
▲勝連城跡。勝連はウタのシマ。モーアシビも盛んに行われた。
▲そのモーアシビの様子をウタにされた知名定繁さんの顕彰碑にも参拝。
▲メンバーの中には安波節の里安波村まで足を伸ばした。
▲中城城跡にも。
▲もちろん民謡酒場にも。リハーサルを兼ねて歌わせていただいたメンバー。
さて、本番のコンクール審査。
昨年はコロナの影響で琉装は禁止となったが、今年は通常通り琉装での審査。
ただ受験番号は支部毎になり、研究所メンバーは連続して出場した。
新人賞、優秀賞、最高賞、いずれも果敢に闘った。
見事に闘ったが、全員が合格、というわけにはいかなかった。新人賞は1名が不合格。私の指導の結果である。真摯に受け止めて来年に向けて今一度指導を見直す。
そしてタイトルを取ったメンバーは芸術祭を目指して欲しい。
コンクールは芸術祭と一体のものだからだ。
そして、次のステップを目指そう。
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