出来ることをできるうちに
3月2日の映画「GAMA 月桃の花」上映と海勢頭豊コンサートまで1ヶ月と僅かになった。
公民館や区民文化センターなどにチラシを設置したり、知り合いに渡したり、新聞の取材を受けたりとして来たが、もっと話題になる宣伝をしたいと思う。
1月22日は核兵器禁止条約発効4周年ということで原爆ドーム前で市民団体などによるキャンドルサービスとアピールが行われた。
そこで是非宣伝させてほしいとお願いし、冒頭で二曲歌わせてもらった。
「月桃」
昨日1月23日は広島市西区の草津公民館で「冬の沖縄音楽コンサート」に招かれた。
満席の熱気ムンムンのご来場の方々に沖縄音楽を楽しんでいただいた。
THE BOOMの宮沢和史さんが作り唄った「島唄」は沖縄での恋をうたったウタのようにも聞こえるが実は沖縄戦の悲しみをうたっている。
デイゴ(デーゴ)は、琉球石灰岩の地中に根を下ろしてと遠くの海と繋がっている、だから台風がたくさん来る時には赤い花をたくさん咲かせる、という言い伝えがある。その話をモチーフにして「嵐」=戦争が繰り返しやってくる、という人々の悲しみとそれでも愛を伝えたいという沖縄の人々の思いを「島唄」に込めたのだと思う。
もちろん自然災害ではない「戦争」は人の力で食い止めることができる。
このウタを原爆ドームの前で唄いながら、改めて核兵器、基地、戦争というものは人間が作り出したもの、そんなものはいらないという単純な平和の理屈を唱え続けることがなによりも大事なんだと感じた。
当たり前のことを、できる範囲で懸命にやる。
それが喜びや平和につながる。
3月2日の成功を目指したい。
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