天体ショーと願い
今週木曜日、夕方6時南西の空に月、木星、土星が揃って浮かんでいた。木星と土星のこのような接近は約400年ぶり。
聖書にはイエス・キリストが生まれた時に輝いていた星ーベツレヘムの星とはこの二つの星が接近したことを表しているという。紀元前7年のことらしい。
ということは大変貴重な天体ショーだったわけだ。
最近、木星の衛星が自分の手持ちのカメラで撮影できることがわかって少し熱中したことがあった。
この大接近の時は忙しくてそんな余裕がなかったのが残念。たくさんの星の共演となったことだろう。
忙しいということはありがたいことである。
昨年会社勤めを辞めてゆがふ家三線教室、「たるーの三線 ゆがふ家」を立ち上げた。
そして「しまうた酒菜ゆがふ家」を一月に立ち上げてから始めての年末を迎える。そこのもまたコロナの感染者急増の波である。
広島市で感染が急速に拡大しているので県と市は中区、南区、西区の一部に休業または時短要請を出した。
ゆがふ家はわずかに対象外となった。
それで年末26日までゆがふ家はお仕事をさせていただく。ありがたいことに予約をしてくださる方がなんとかいらっしゃるしキャンセルも少ない。感染対策を精一杯させてもらっていることへのご理解もあるのかもしれない。
貴重な天体ショーが「救いをもたらす」なんてことは期待していないが、来年は良い年になることをつくづく願う。そしてコロナで人類が学んだことー今争う時ではないということーを心に刻んで日々の暮らしを送りたいものだ。
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